新年あけましておめでとうございます。

本年も昨年と変わらずのご愛顧を賜りますようよろしくお願いいたします。

今年になり、元旦に能登半島に大規模な地震があり、また1月2日には羽田空港で民間旅客機と海上保安庁の航空機の接触事故で多数の方が亡くなられ、いまだ救出されていない方もいらっしゃるようです。まずは被害に遭われた皆様、そのご家族、関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。現在も余震が続く中、さぞかし不安な思いで過ごされていことでしょう。皆様が1日でも早く笑顔が戻るよう、願っています。

さて、今年の頭より始まる現場があり、昨今のケーブルの供給不足が懸念されていましたが、何とか確保することができ、仕事が進めて行けそうです。

このケーブル不足ですが、熊本の外資系半導体工場、大阪万博、各所の再開発事業が重な、このような事態になっています。コロナの出始めのころ、材料不足人材不足による物資の供給不良がいまだに尾を引いています。

でここにきて能登半島の大規模地震。珠洲市は壊滅状態。東日本大震災のように仮設住宅の建設が急務となると思います。なのに資材がない。この状況を国はどうするのか?静観して見ているところです。

私の個人的見解としてですが、大阪万博の意義が正直不透明と感じます。最近国会の中継をYouTubeで見ているのですが内閣はこの万博を何でやりたいのかをはっきり言わないのです。昨今の政治と金の問題が渦巻いているようにしか見えません。日本という国がコロナ、物価高の非常事態なのにもかかわらず、諸外国へのバラマキ外交をしている。そんなの今やる事ではないということがわからないのかと思ってしまいます。国会中継ではいまだに寝ている議員がいる。これを平然と映されても平気な国会議員。なぜ?寝てるのに金がもらえるの?不思議でたまりません。

今年の4月からの労働規制。建設系の会社の社員、職人はなぜ大変な思いをしても職人をやっているのか?多分国会の人たちはこう考えていると思うのです。

「頭が悪いから体で稼ぐしかないから職人をやっている」

こういう考えをしなければこの改正は起きないと思います。職人はやったらやった分だけ給料が上がる。車が欲しい。バイクが欲しい。家が欲しい。こういう人たちが働いているからこそ、タワーマンションが建ったり、有名建築家の無謀な要求の建築物が完成しているのです。そうやって自分が頑張り自分の肥やしを作っているのです。これは誰かに言われてやっているのではなく、自分のために行動しているのです。この法改正の発端は強制労働に対して耐えられなくなった方々の自殺問題です。この方々は自分の意とは反対に会社に押し付けられて仕事をされられたということでの事件であり建設業界の職人には当てはまらないのにすべて一律にするという暴挙。では建設計画があった場合、民間工事であっても国の支援があり職人に対し適正な労働対価を支払うことでできますか?いいえできません。昨今の工事価格のたたき合いで、建設業界の工事価格は底値です。どこも仕事を取ることに必死でみんなが潤うためにはやっていません。また建設会社は自分の利益は各下請け(サブコン)に流すため我々のような最下層の職人集団のところへ来るときには赤字ギリギリ化赤字状態で仕事をせざる負えないのが現実です。だから残業や夜勤などをしてまでも給料が欲しいということになるのです。いま日本がやっていることはすべて逆。

なんかいろいろ脱線してしまいましたが、今年は辰年。上り龍となり飛躍をしなければなりません。日本の国民が一段となり、明るい未来を目指せるよう頑張っていきたいものです。弊社も今年の5月で第1回目の決算となります。利益をしっかり上げられる会社へ飛躍できるように頑張ります。